「コラムとブログの違いって何?」
「何か書き方が変わるの?」
webライターの案件を閲覧していると、求められている記事の種類にブログ記事とコラム記事というのがあります。
初心者の方には疑問になっていたりしていませんか?
「こんな感じ?」という憶測で記事を書いてしまうと、提出してから修正を受ける可能性もあるため、この機会にくわしく知っておくのも、ライターの仕事をしていくうえで大切なことです。
今回の記事では、「コラムとブログの違い」についてくわしく解説します。
ライター初心者の方がおさえておきたいポイントも含めてまとめていますので、この記事を読めばスムーズに執筆できるようになりますよ。
我輩はwebライター歴2年になる副業でライター業をやらせていただいております。
我輩も当初知らずに依頼を受けてしまって何度もやり直した経験がありますので、我輩と同じ失敗をしないためにも今回の記事の内容は知っておいて損はないでしょう。
- ライター初心者の疑問:コラム記事とはどんな記事
- ライター初心者が抑えておきたいコラム記事の3つのポイント
- コラム記事とブログ記事には共通点もある?
- ライター初心者がコラム記事を上手に書くコツは?
- まとめ:ブログとコラムの共通点や書き方の違いを理解する
ライター初心者の疑問:コラム記事とはどんな記事
まず、コラム記事とは?これからくわしく解説していきますね。
コラムとは
「根拠を元に自分の意見や理論を表す文章」
のことです。
ライティングとしてならば、テーマに対して根拠を明確にして自分の意見を述べるように執筆するのがコラム記事になります。
自分が体験したことを書く場面もありますが、それがメインではありません。
明確な根拠を前提に意見や評論を客観的に書くことです。
ブログ記事との違いは?
では、ブログ記事とはどう違うのか。
ブログ記事では書き手の感じたことや考えたことがメインになっていて、特に正確なデータなどを引用する必要はありません。
ただ、引用することでデータを添える際に、信憑性を明確にすることになるため引用されていることが多いだけです。
ブログ記事とコラム記事の共通点は、
「知識や体験が含まれている文章」
だということです。おさらいすると、
という感じですね。だから、ブログ記事の方が書きやすいとか。コラム記事の方が書きやすいとか自分の性格によって書きやすさが変わってくるかもしれませんね。
エッセイとの違いは?
もう一つ「エッセイ」というものがありますが、これは簡単に説明すると
「自分の思うがままに書く文章」
のことです。
だから、コラムとブログから考えると、ブログに近いと言えるでしょう。
「エッセイ」の特徴は特定の制式にとらわれずに書式や制限を必要としません。
ブログだと日記の側面も持っているため、エッセイよりも時系列をハッキリしないといけませんね。
コラム記事の特徴をおさらい
では、コラム記事の特徴をおさらいします。
- コラムは明確な根拠を前提とした文章である
- コラムは自分の意見を客観的に書く文章である
- ブログとの共通点は自分の知識や体験が含まれている
この3つを抑えておきましょう。
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ライター初心者が抑えておきたいコラム記事の3つのポイント
ライター初心者が「コラム記事を書く」となった時、前述した
「コラム記事とはなんぞや」
を抑えたとしても、どうしてもブログっぽくなってしまう時があるでしょう。
そこでもう少しわかりやすく、実際にコラム記事を書こうとしたときに意識するポイントについて解説していきます。
抑えるポイントは3つです。
これらを意識して書くことで、コラム記事に近づけていくことができます。
順に説明していきますね。
ポイント1:テーマを決めよう
大切なのは、コラムとして1つのテーマに絞ることです。
複数のテーマが混在してしまうと、結局「何が言いたいのか」わからなくなってしまいます。
そのためには先に文章の構成を考えてから執筆することですね。
構成の立て方には3種類あります。
- 序破急(じょはきゅう)
- 起承転結(きしょうてんけつ)
- PREP法
PREP法はブログ記事でも使われたりするので、あえて「序破急」と「起承転結」を意識して構成を考えた方が良いかもしれませんね。
〇序破急(じょはきゅう)
- 序:目的やテーマを伝える
- 破:エピソードや解説を加える
- 急:まとめや結びの文章でしめる
という形に文章構成を考えるというものです。
〇起承転結(きしょうてんけつ)
- 起:テーマや目的を伝える
- 承:解説や説明を入れる
- 転:違った視点から解説や説明を加える
- 結:まとめや結びの文書でしめる
序破急と違うところは、「転」の部分ですね。
違った視点からの解説や説明を加えることで、よりテーマに関して深みを出すために解説を入れています。
読者に強い印象を与えることができる文章構成として使われます。
ポイント2:わかりやすく書こう
コラム記事では「根拠」を書かなくてはなりません。
「根拠」を書く時は、難しい感じや言い回しで書いてしまうのではなく、できるだけ読者に伝わりやすいようわかりやすい文章で書くことが大切です。
- 難しい漢字は()でひらがなを打ったり、あえて使用を避ける
- かみ砕いた文章表現を使う
- 段落や行間を開けて読みやすくする
などが”わかりやすい文章”として意識しましょう。
前述で述べた”構成”と一緒に考えると良いです。
ポイント3:正確な情報を元に根拠を含めて書こう
コラム記事では正確な情報をもとに書かなければなりません。
情報を得るために必要なのは”リサーチ”です。
コラムに載せる情報が正確なのかを可能な限り突き詰めてリサーチを行いましょう。
情報には
- 1次情報:自分が得た経験による情報
- 2次情報:ニュースや新聞、人から聞いた情報
の2種類があります。
2次情報を根拠として書くことが重要です。
ただ、2次情報でも調査機関のデータ、新聞やニュースで得た情報とSNSや噂話から得た情報とでは信頼性が違いますよね。
SNSや噂話の場合では、情報元を探る必要がでてきます。
根拠として書く際には「誰から」「どこから」を明確にしておくことが重要です。
コラム記事とブログ記事には共通点もある?
前述で少し触れましたが、コラム記事とブログ記事には共通点があります。
共通点は2つ。
- 知識や体験が含まれている
- web公開を意識した文章
「知識や体験が含まれている」というのは特徴をあげたところで触れていますが、根拠として文書を作り上げる際に、使用する場合があります。
次に「web公開を意識した文章」であること。
スマホやパソコンで記事を読む際「読みやすさ」を意識する点でブログと同じです。
だから、紙媒体とはまた違ったことに意識して書く必要があるんです。
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ライター初心者がコラム記事を上手に書くコツは?
ライター初心者がコラム記事を上手に書くためのコツを4つにまとめました。
- 導入文で読者を引き付ける
- 読者の共感を得る工夫をする
- 独自性のある切り口でまとめる
- 論理的な文章を意識する
順にくわしく解説していきます。
導入文で読者を引き付ける
初心者ライターが上手にコラム記事を書く時の第一ステップとして重要なのが
「導入文」
です。この導入文の内容によって読者は「読むメリットがあるのか」を判断します。
導入文でうまく読者を「読みたい」と思わせるためには、
「メリットを明確に伝えること」
自分が書いたコラムには、あなたにとって知りたい情報が手に入ることを明確にした文章で書くことが大切です。
読者の共感を得る工夫をする
次に、読者に寄り添うことが第二ステップです。
読者が何を求めているかを知るには、
「相手の立場になって考えること」
これができれば読者が何を求めているのか。何を知りたいのかがわかるようになります。
それを踏まえたうえで、
「読者の共感を得る文章を入れる」
ことで、この記事は自分の悩みや知りたいことをわかっていると感じさせることができるでしょう。
自分の体験や経験を踏まえて同じ立場に立った時にどう感じるだろうということを盛り込めば、共感を得ることができるようになります。
独自性のある切り口でまとめる
第三のステップは、独自性の切り口でまとめることです。
コラムでは根拠を元に自分の意見を伝えますが、独自性がなくては魅力的な文章になりません。
ここで大事なことは
「論点がズレること」
にあります。独自性が強すぎて論点がズレてしまわないように、うまく合わせることが大切です。
例えば、あなたの経験や体験したことをもとにして得たものをうまく例え話として使うことで、読者の知りたいことをまとめた文章であれば、独自性のある文章になるでしょう。
これがあなたの経験談や知識を題材にしたことを伝えるだけでは、読者の知りたいこととズレている恐れがあります。
「読者が知りたいこと」
を理解したうえで、自分の経験や体験したことを根拠としてうまく利用し、知りたいことを伝えられるようにしましょう。
論理的な文章を意識する
最後の第四ステップでは、全体的に見て論理的な文章になっているかどうかです。
コラム記事は自分の意見を根拠をもとに書かなければなりません。
共感を得るために感情的な部分も必要とは言え、大事なのは意見の元になっている「根拠」です。
そのためには
- 情報は正確なのか
- 文章に矛盾点がないか
をリサーチした情報を確認したり、文章に不自然な部分がないかを読み返しましょう。
また、「結論」は独自の推察であるかもコラム記事の重要な要素の一つです。
コラム記事での結論となる部分はあなたの推察力が試されるでしょう。
まとめ:ブログとコラムの共通点や書き方の違いを理解する
webライターは様々な記事が書けなくてはなりません。
得意なジャンルを持つことで、特化型のwebライターの方が「自分の強み」を活かせるうえでライバルに勝つこともできるでしょう。
しかし、クライアントが求めている記事の種類についても知る必要があります。
クライアントが運営しているサイトに求められているのは
「ブログ記事」
「コラム記事」
「エッセイ」
「アフィリエイト記事」
etc…
様々な記事の種類がある中で、今回の記事ではブログ記事とコラム記事の違いや共通点、コラム記事の書き方も踏まえてまとめました。
webライター初心者にとっては似ている部分もあって違いがいまいちわからない方もいらっしゃるでしょう。記事をご覧になったことで、この機会に「コラム記事」にも挑戦されてみたらいかがでしょうか。
我輩もまだまだ未熟者。
知らないこともまだまだあります。
知らないことは恥ではありません。だって未経験なんだもの。仕方ないよねって開き直って知ることからでも始めればよいではありませんか。
ひょっとしたらあなたは同じ未経験から始めた者同士かもしれません。
いくつになっても挑戦し続けたいものです。
また、案件を獲得するのにも一苦労の時代を迎えたようにも思えます。
webライター初心者の方ならなおのことでしょう。
我輩もめちゃくちゃ苦闘した中の一人です。そんな我輩も苦節2年。試行錯誤を続けながら案件獲得には色々と対策を講じてきました。
そんな汗と涙の結晶とも言える我輩の案件獲得術を記したnoteをこの度完成させました。
実績としては10件中6件返事を頂いた方法となります。
良かったら読んでくださいね♪↓↓↓
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